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石黒宗麿 唐津茶盌
( H5.8 × W13.5cm )
未使用と思われる 美品
古山子（小山冨士夫）鑑定箱
明治26年（1893） 富山県に生まれる
昭和 5年（1930） 大阪大丸にて小山冨士夫（古山子）と二人展開催
12年（1937） パリ万国博覧会に出品 銀賞受賞
30年（1955） 重要無形文化財技術保持者に認定（人間国宝）
38年（1963） 紫綬褒章受章
43年（1968） 75歳で逝去
京都の今熊野在住の時に隣家の小山富士夫氏と知り合い、生涯の友となる。
荒川豊蔵、金重陶陽、加藤藤九郎らと日本工芸会を設立。
作品は鉄釉、刷毛目、志野、唐津、赤絵、柿釉、天目など多岐にわたり、いずれも玄人好みといえるだろう。この作品は小山冨士夫氏の鑑定箱が付属されているが、作品名は書かれていない。
おそらく刷毛目、粉引、唐津、灰釉いかんとも判断つきがたくとのことであろう。
小生としては図録などを拝見し唐津の茶盌が最もしっくりときた次第であります。
キズ汚れもなく綺麗な状態です。数寄者の方にぜひお持ちいただきたいと思っております。
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